理科・社会の基本知識、暗記モノ完成に向けて(メモチェ・四まと・コアプラス)




いよいよ12月。暗記モノについては、そろそろ完成に向かって欲しいなという時期でした。
ですが、なかなか定着せず、覚えていたはずのものも記憶のメンテナンスをしていないと忘れはじめている。

また、過去問をはじめると、意外にまだ知識問題で初出の語句、知識が出てくる。

ということで、

四谷大塚 四科のまとめ(四まと)
日能研 メモリーチェック(メモチェ)
SAPIX コアプラス

を理科・社会の科目ごとで、定着状況や得意・不得意分野で教材を使い分けて暗記モノの完成を目指しました。

名付けて、ハイブリッド方式!

1つの教材をボロボロになるまで使い倒すとよくて、
いろいろな教材に手を出すのはあまりよくないといわれることもありますが、
1つの教材があらゆる項目を完全に網羅してくれているわけでもなく、
むしろ使ってみて、使いにくさや不足感を感じていましたので複数の教材を使うことにしました。

後になっていくほど、覚える作業は少なく、知識確認の答える作業がメインとなっていくので、
異なる問題集を使うことで、同じ語句でも複数の引き出し方ができるようになり、問題のバリエーションへの対応の幅は広がったと思います。

時期に合わせて教材を使い分け

基本知識の暗記ですが、学習を進めて行く中で試行錯誤し、

1.覚える作業がメインの期間
2.覚えているかどうかのチェック+再暗記で漏れの防止(メンテナンス期)

の2つの過程があることに気がつきました。

1の期間に社会のメモチェをやって、失敗。
覚えるための時期は、内容を絞ってベースを作る必要がありました。

社会については、教材を四まとに変更して、うまく回るようになりました。

理科の方は、1の時期にメモチェがうまくはまり、その後、不足部分を他の教材で補っていく形でした。

理科はメモチェからスタート

メモチェ理科

メモチェはベース作りには非常に役に立ちました。
1番最初は、6年に入った春休みだったと思います。

基本問題で得点するために絶対に覚えておかなければならない、典型的な項目はメモチェで覚えていきました。

メモチェで足りない部分は、生物では、植物の種類と分類、化学では金属や水溶液の種類とそれを混ぜたり、入れてみたらどうなる?のあたりが組み合わせが多く、こちらについては、コアプラスや四まとで補強する形。

コアプラス理科

浅野中やサレジオ学院の過去問を解いてみて、メモチェでは、カバーしきれないところがあったため、より広範な知識と量をということで、コアプラスを9/10に開始。

720問が分野ごとに振り分けられています。
化学:100問
地学:164問
物理:96問
生物:246問
総合:54問
発展:60問

1日約15問(5問×3分野)で進めました。(必然的に生物が残るので、残りはスーパー暗記デイで)

【1周目】9/10〜10/27、1回目。→できなかった問題は279問。
【2周目】10/28〜11/24、できなかったところだけ。→できなかった問題74問

四まと理科

押さえておきたいポイント 全372項目
11/25〜1/5

1月受験校では、基本問題が中心の学校もあるため、それまでには、一通り完成させるというスケジュールでした。

使いこなしたいポイント
単純な暗記で答えられるようなもの以外、
計算問題、記述問題、図を書くといったような問題のうちの典型的なものはこの四まとの「使いこなしたいポイント」を活用しました。

社会は四まととコアプラス

社会も理科と同様にメモチェをトライしたのですが、見事に失敗。

長い文章の中の語句の穴埋めをしていくのは、要点が整理できていない最初の暗記の段階ではうまくいきませんでした。

四科のまとめに変えてから、うまく回るようになりました。

四まと社会

そもそも地理の苦手意識が強く、
やっと見つけた!地理の復習ベストプラクティス
に書いたとおり、模試でも地理での失点が多かったため、地理からスタートしました。

【1周目】5/22〜9/22
【2周目】9/24〜10/27

コアプラス

地理:309問(12/1〜12/31)
歴史:271問(11/2〜12/25)
公民:80問(12/15〜12/30)
発展:60問(1/14 1日で)

ほぼ固まってきていた歴史を先行。
地理のうち、地図記号や山脈・川のような志望校では直球で出題されないものは、後で。
産業や日本の各地方に関する項目を先に。
公民は冬休みの前半に集中的に

ケイに自己採点させていたのですが、漢字の間違えが結構あり、自己採点では甘くつけてしまうため、私があとで丸付けするように変更しました。
特に歴史は漢字指定もあるので。

本番直前は、暗記はできあがっているという前提で、赤シートで答えを隠してドンドン解いていく形をとりました。

気をつけたこと

<悩まない。粘らない>
瞬発的に答えが出てこないようだとまだまだ覚え切れていないということなので、少し考えて答えが出てこなければ空欄で。
1周目は覚えている・覚えていないの判別のみ。一応、覚えていないところは覚えてみる。
2回目以降は覚えていないことを1つでも減らすことを目標に毎日一定量を続けていく。

<暗記合宿とスーパー暗記デイ>
夏休みに個別塾の暗記合宿に参加しました。
三泊四日の理社暗記合宿の成果はいかに?
一日12時間、ひたすら、暗記して、テストという4日間です。
これが結構効果があったため、1月の千葉、埼玉の入試を回避した我が家はその日(2015/1/16)をスーパー暗記デーとし、覚え残していたものの最後の詰め込みのチャンスとしました。

<暗記のゴールデンタイム>
効率のよい暗記法といえば、エビングハウスの忘却曲線が有名で、理社の単元学習の頃は、一応、それを意識しながらスケジュールを組んでいました。

ですが、受験勉強後半は、スケジュールはパンパンです。
また、この頃になると、新しいことを最初から覚えるのではなく、一度は覚えていたはずのものをもう一度定着させる、あるいは、新しいことといっても、すでに覚えていることの関連項目であることがほとんどなので、完全に新規というわけでもない。

そこで、日単位、週単位の忘却曲線のことはあまり考えず、毎日少しずつでも進め、1日のうちで記憶に残りやすい就寝前の時間帯、夜9:00〜10:00を暗記タイムとしました。



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