合不合と文化祭と令和元年の高校生




前回の投稿からほぼ一年経ってしまいました。

中学受験から3年半経ち、中学受験の生の情報からはかなり離れてしまいましたし、ケイに関しても親離れ、子離れが進みましたので、このブログも大きな役割は終えたのかなと思っています。

ですが、うちの小2の次男(ケイの弟)の将来を考えるときや、彼のモチベーションアップのためにどのような声がけしていけばいいのかなど、ときどき読み返しては、再確認してみたりもします。

ここ数日、合不合の3回目の結果や過去問、サレジオ学院の文化祭関連の投稿へのアクセス、少し古めの記事にもかかわらず急増しており、大変うれしく思います。

迷いながら走っていって、少しずつですが、結果に繋がっていった過程、方法、何かお役に立てればと思います。

該当記事を読み返してみて、少し客観的に、そして、それが中学校に入ってどう影響したか、書いてみたいと思います。

合不合3回目。6年9月の状況はどうだったか?

2015年9月 合不合判定テスト第3回 結果
合不合判定テスト第3回の結果分析と今後

夏休み明け最初の合不合ということで、夏休みの成果に期待していましたが、点数という見える形での成果は出ませんでした。
ケイの場合は、算数がウィークポイントでなかなか平均を上回ることができず、この回でも平均点に届きませんでした。

ですが、逆に算数の点数を上げればどうにかなりそうだという感触はありましたので、その後の算数強化を優先という学習方針は変わらず、ぶれずに進めることができました。
その後、算数も平均点超えができるようになり、第一志望校への合格の期待が持てるようになっていきました。

中学に入学してから、数学はどうだったか?というと、平均以上、たまにいい点を取ることも。

中学受験の算数は、数学とはまた違う世界だなと。
ケイは、中学受験の対策は、実質小5の11月から始めたので、もう少し時間があったらなあというちょっとした後悔があります。

数学は、公文の貯金があったので、入学後は比較的スムーズだったのかなと。

中学課程は計算量、高校課程は抽象化みたいなところをつかんでいけるかどうかみたいな部分。

過去問スタート

最初は算数100点満点中16点。でも合格できた。ー過去問実施データ

9月からは、過去問演習も開始。ということで、毎週末は、算数を中心に第一志望の古い年度の問題や、基本問題の多い第二,三志望校の問題を通しで解いてみたりといった感じでした。
朝にやる計算問題も計算問題集をやめ、有名中、銀本などで志望校と出題傾向の似た学校の問題をピックアップして毎日3問解くようにしました。

9月頃は、やはり、合格ラインにはまだまだほど遠く、時間内に解ききることができないことも。

出題傾向、頻出問題を分析したり、相性というか、ケイの得意不得意分野と照らし合わせてどの分野を優先して強化するか確かめながら進めていきました。

上記の記事にもあるように、毎回記録をとり、受験者平均、合格者平均との差、出題分野とその正解状況など、その時々の現在地を見ながら少しずつできることを増やしていく。
ただ、時間的な制限があるため、強化、分野で優先順位を付けながら学習時間の配分や教材の選定を行うという作業をメインで行っていました。

そういうやり方を見ていたのか、中学に入ってからは、ケイ自身が自分で試行錯誤して学習時間の配分、環境、教材(学校から配布されたもの、自分で見つけてきたもの)、自分で考えてやるようになってきたようです。

中学受験の勉強を一緒にやることで、言葉だけでなく、行動を見せられたことが役に立ったのかな、とも今となっては、思います。

令和元年の高校生

ケイは、今年の4月、無事高校へ進学しました。

令和元年、令和最初の高校生です。

すっかり、大きくなって、身長は私を超えてしまいました。

たくさん飲んで、食べるけど、全然太らない基礎代謝、うらやましいです!

中学時代は、あっという間に過ぎていきました。

中学校生活が始まってすぐに、私の病や、祖母の逝去など、ケイにとっては、いろいろ不安定な時期もあり、彼自身も問題を抱えていた時期もありましたが、それを乗り越え、中2の後半からは安定した中高一貫校ならではのモラトリアム期間を過ごしています。

ものすごくキラキラしているわけではありませんが、得意なこと、ハマっているものもあり、それなりに刺激もある生活なのかな?

彼の性格もあり、実はあまり会話は多くありません。いいのか悪いのか分かりませんが。

当然のことながら、彼女のかの字も出てくることはありません。

ただ、生活面については、自分のやりたいことを見つけて、それが将来に繋がるといいねと、できればそれで大学や仕事も選ぶことができるといいねというようなことは、話しています。

インドア派で、自室に籠もって好きなことをやっていることが多く、たまに生活も乱れることもありますが、それについては特に何もいいません。

中学受験時のような各科目の話、さらに勉強法などについては、何も言っていませんが、彼なりに方法を考え、結局中学3年間は、塾に通うこともありませんでした。

中3から少しずつ学校でも進路の話が出てきて、来年には文理選択もしなければならないので、今年の夏は興味のある学部・学科がある大学のオープンキャンパスにも行っていました。

国公立難関大選抜クラスがあるので、一応、まずは、そこを目指しているとは言っています。

学校の方針が、「25歳の男づくり」。私が3年間の会社勤めの後、友人と起業をしたのが、まさにこの25歳の時です。

この方針に魅了され入学したということもあるため、その方針に沿って、サポートする・アドバイスするスタンスで接しています。

ですので、親としてはかなりやりやすい感じです。
(本人がどう思っているかはわかりません、、、)

自分の今、将来、人生について考え、選択、決断、行動をしっかり自分の責任においてやっていってもらえればと。

もう、16歳ですので、育てるという感じではなく、見守るだけですね。

サレジオ学院文化祭(サレ祭)に今年も行きます

実質あと2回。実は、中学の途中で運動部から転部して、文化部に。
普段はゆるーくやっている部活ですが、文化祭に向けては、少し気合いを入れてやっているみたいです。

サレ祭は、多くの文化部にとっては、1年に一度の晴れ舞台ですので、準備から楽しく、本番は、来場者の皆さんを楽しませ、自分たちも楽しくやってもらえればと思います。

私も、次男と妻と3人でこっそり見に行きます。



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コメント

  1. データアナリスト より:

    こんにちは、

    古い記事にアクセスを増やした一人の父読者です!

    長男とサレジオ学院一本を目指して頑張っています。
    ケイ君と違って、この時期に模試で合格圏からかなり遠い点数をしか取っていませんが、構わず進んでいます。

    模試選びとその活用の記事、参考になりました。ありがとうございます。
    また、受験初心者が陥る穴(時間配分など)も参考になりました。
    その「受験テクニック」を修正するだけで、点数が軽く1.5倍上がるというケースも確認できました。

    課題は山積みですが、11月の模試までに、合格可能性50%の偏差値圏を目標に頑張っていこうと思います。

    何かアドバイスがあれば、是非お願いします!

    • チチ より:

      データアナリスト様

      当サイトへのご訪問および、コメントありがとうございます。

      高二となったケイたちは、今日、明日の最後のサレジオ祭です。
      オンライン文化祭という制限のある中、いろいろ考えて、できる限りの準備してきたようです。
      お時間あれば、ぜひ、サイトへ訪問してあげてください。
      https://salesio-festa.info/
      です。

      これが終わると、大学受験モードに少しずつ入っていくのかな?といったところでしょうか。

      そして、サレジオ学院を志望校とされているとのこと、大変うれしく思います。
      このコロナ禍のもとでの中学受験というのは、大変難しいのだろうなあと、推察しております。

      具体的な教材などについては、ケイの頃とは変わっていることも多いと思いますので、私からアドバイスできることはないとは思いますが、親としてのあり方というか、自分の気の持ちようについては、お話できるかなと。

      9月の頃を思い出すと、天王山と呼ばれる夏休みも終わって、過去問も思っていた以上にできなく、少し焦りのような気持ちはあったと思います。

      ですが、それは私が勝手に期待して、残念に思っていただけだったなと。
      これまで通り、他人との比較ではなく、以前のケイからどれだけ積み上げられたか、加点方式で、良くなったことはしっかり見てあげて、褒めてあげて、少しでも改善できることがあったら、気に留めておいて、ただ時間は限られているので、優先順位は付けて良くしていく。
      それを本番まで、本番になっても続けていって、なんとか合格にたどり着けたのかなと。

      そんな風に今でも思っています。

  2. データアナリスト より:

    こんにちは!

    アドバイス、ありがとうございました!
    本当に、親の気持ちの持ち方が難しいですね。
    息子に対しても、少しずつ改善していくように指導し、その成長を噛みしめたいと思います。結果どうであろうか、多分この中学受験の過程で、親も子も何かをつかむと信じています。

    サレジオ際、相変わらず男性校でありながら、色使い等からフェミニンな側面を感じますね。ご案内、ありがとうございました!