理科の家庭学習を長男と進めていて
・テキストに書いていることが、実際にそうなることを実験で確かめたい
・どうしてそうなるのか原理がわかった上で、自信を持って自分で文章で説明できるようになりたい
というところが課題となっています。
塾のテキストだと、レイアウトの関係から、説明が省略されていたり、図がなかったりして、理解しづらい部分もあるので、補助教材がどうしても必要です。
また、実験は自分でやってみるのがベストだけれど、用具もないので、動画で見れたらいいなあ、と。
そんな中、ネットでいろいろ検索して見つけたのが
というサイト。我が家の理科の学習の不足部分を完全に補ってくれています。ありがとうございます!
サイト「動画で学ぶ中学受験の理科」
名古屋で理科の実験教室「サイエンス・ラボ」を主催されている 倉橋修さん のサイト。
30年近く、塾の講師を続けてらっしゃる方です。
・実験と授業を融合させた動画
・よくある質問シリーズ
が非常に充実しています。
動画は15分〜30分程度。
実際に受験で出てくる問題をネタに細かな考え方の解説や覚えるべき重要ポイントまで教えてくれます。
テキストに書いているものは、網羅的で、どういう問題にどの知識を当てはめて考えるか?は、自分で考えていかなければならないので、そのあたりまで、踏み込んで説明してくれ、非常にわかりやすいです。
「実験と授業の融合でわかりやすい!!」「塾よりわかる」「理科が好きになる」「成績が上がる」のキャッチコピー、納得です。
92本の動画(2014年11月現在)
YouTubeに、92本の動画がアップされています。YouTubeなので、無料なんです!
実験だけでなく、
植物、昆虫、星・太陽・月、浮力、豆電球、電流、てこ、ばね、レンズ・・・とさまざまテーマの動画が視聴できます。
「浮力」の動画です。
活用方法
我が家の場合の活用方法は次の通り。
1.塾のテキストで基本的な知識を学習+例題を解く
2.実験動画を見て、実際にそうなっていることを確認
3.塾の演習問題+「動画で学ぶ中学受験の理科」の演習問題
の流れで、かなりの問題に適応できるようになる感じです。
ポイントは、先に動画を見ないで、塾のテキストを使って、まず、解説ページで必要な基本知識を得て、例題ページで、どのような問題がでるのか、そして、一度、知識を使って問題を考えた上で動画を見るというところです。
課題を持って、その部分を中心に動画を見ることで、知識の定着や深い理解ができるようになります。
演習問題を解いたあとで、動画を見るのもいいと思います。一度間違った上で、どう間違ったのか、正しい考え方はどうなのかを確認するツールとして使えます。
倉橋先生の書籍が発売されました!
※2017/3/6追記
「理科ってなんとなく苦手」
「計算が苦手だから…」
そんな理科に苦手意識のある方に読んでいただきたい1冊!
理科が「ニガテ」なのは、記憶する分野と計算する分野が少しかぶっているから。
大人でも楽しみつつ、小学6年分(+中学受験レベル)の理科のよくわからなかった基本を楽しく・わかりやすく解説。
実験や身の回りの例で「わかり」、解法のポイントを教えることで「解け」ることで、
より理科が好きになり、楽しんで解くことができるようになる1冊。
とのこと。こちらもオススメです。