やっと見つけた!地理の復習ベストプラクティス




ついに、着手できました。地理の復習。
模試でも地理は圧倒的にできない。それを歴史や公民でカバーするといった感じです。

5年の前半部分、地理の期間はずっと、放置してしまっていたので、全くといってできません。

特に「日本の産業」。

「資源」「農業」「漁業」「工業」あたり。

特に、「工業」が使用していたテキストだと、6単元にも分かれていて、これを総復習するのは厳しいなあと思っていました。

「○○地方」のような地域別の日本地理の単元の穴埋め工事を、3月と春休みにメモリーチェックにチャレンジしたものの、あまりうまくいったとは言えない状況。

なかなか覚えられないので、結構大変だなあと途方に暮れる感じだけが。。。

「覚えるべき項目が多い」「項目が、ずらりとフラットに並んでいて、一番覚えるべき基本的な知識が何か、重要項目、優先順位がよくわからない」

また、

「社会の偏差値50以下は、メモリーチェックをやらないほうがよい」

みたいなことも言われているので、基礎の基礎から覚えていく方法探っていました。

今回、ようやく、ケイに合う方法、見つけられました。天王山の夏休み前までに見つけられてよかった・・・・。

地理で苦戦していた原因が、

「単純に名前やデータ、順位、場所を覚えるといった作業は難しい」
「どの視点から見ればいいかわからない」
「持っている知識と結びつけられない」
「ストーリーがないので、無機質な感じがする」

でした。

それを解決してくれたのが、「四科のまとめ 社会」と「塾で教える社会[地理]」の2つの教材です。

問題集として使うのは四谷の「四科のまとめ 社会」

試行錯誤の結果、「メモリーチェック」「四科のまとめ」「コアプラス」では、「四科のまとめ」を選択することにしました。

多くの項目から、基本的な部分以外をそぎ落としているので、それだけをまずは覚えてしまえます。

そこをベースに、周辺の知識も覚えていくという流れ。

難関校、上位校までには足りない部分もありますが、ケイの場合は、まずは、基礎の基礎ができていないので、ここからです。

夏休みまでに1周できるかな?

参考書は「塾で教える社会[地理]」

地図(簡略化したもの)もあって、写真・グラフもあって(その見方も書いていて)、解説もちゃんとしてて、入試問題レベルにも対応していて、といったことを1冊でまかなえるものを探していました。

そしてようやく見つけたのが、

塾で教える社会「地理」 (難関中学校入試の正統派解説書)

入試にはあまり出ない細かな知識はあえて載せていません。
細かな知識を追い求めるより重要な知識を身につけることのほうが、結局は難関中学入試攻略の近道だからです。
本書でこれらの重要ポイントを身につけてしまえば、難関中学合格はまちがいなしでしょう。

とのこと。

かなり、私企業や個人名も出てくるので、数値や地図の資料でも、どうしてそのようなデータになるのかのストーリーが、見えてくるようになってきたようです。
たとえば、京浜工業地帯は、浅野中学の創始者である浅野総一郎氏がその基礎を作ったというようなことが書かれていて、これは、グッときたようです。

工業はトヨタ、農業は米から

まずは、日本の各産業から開始しています。

日本の最大の企業である、トヨタ。
ここをスタートにすると、各工業地帯、工業地域の大きなポイントがつかめました。

そのトヨタがある、中京工業地帯が、現在は、最大の生産額を誇る工業地帯。
その隣に東海工業地域。

などなど。

米づくりのさかんな地域は、東北・北海道。
その地域には必ず、水と平野があるので、それを覚える。
各地が力を入れている品種があるので、それも合わせて覚える。
「コシヒカリ」「あきたこまち」「はえぬき」「ひとめぼれ」
ケイの好きなJリーグのチームと絡めて覚えられました。

知識のネットワーク化、芋づる式に呼び出せる力を付けることができそうです。

まったく、とっかかりがなかった感じでしたので、そこを解決できたのはとても大きな収穫でした。
工業が終わり、今、農業をやり始めました。

基礎の基礎が覚えられれば、夏休みからは、実践問題の方に進めるのではないかと、期待しています。

その後、成果チェックしてみました

この学習法の成果の確認として、以前やったときは32点だった、工業の単元の月例テストに再チャレンジしました。

結果は、

78点。46点UPです!

これで、大丈夫そうです。他の「農業」「漁業」の単元もこの方法で進めていきます。



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コメント

  1. 栗しょこら より:

    こんにちは、参考書文英堂の冊子はいいですよね。
    この本の存在は知りませんでしたが、これまで発行してきた問題集から考えると、
    子供がストレスなくにスムーズに理解できる秀逸な問題集なんだと思います。
    うちの塾も実は細かい表面上の知識ではなく、全体の流れ、すなわち「何故?」を常に問われています。あと釈迦に説法ですが、地理は案外学校の教科書が面白いですよ☆

    • チチ より:

      >栗しょこらさん

      いつもありがとうございます。
      文英堂の参考書はとても重宝しています。
      どう使われるかをちゃんと想定したつくりになっているのがいいですよね。

      社会、歴史も含めて、流れとか、つながりとかがわかっていないと、解けない問題が増えてきましたよね。

      学校の教科書は、確かに、理科と社会は使えそうだったので、5年分も残してます。
      最近見ていないので、もう一度見返してみます。何か発見があるかも。

      今回入手した参考書は、受験の直前に総復習で通読するのに使えるかなと思っています。

      私の大学受験の際に、日本史と世界史は、山川の教科書を文章として、脚注まで全て覚えてしまって、直前は教科書を読んでその確認をするだけでよかったので、ケイも、この1冊(歴史と公民で計3冊)でやってみようかなと。