新6年に向けて、中学受験生としての意識の変化・自覚の芽生え




算数だけ受講している塾トーマスの5年生の授業が昨日で終わりました。

2月からついに、新6年生の年度となります。

2月1日からは、東京・神奈川の入試も始まり、

「本当に、もう、あと1年なんだねえ」

と、少し大人びた感じで けいは、言いました。

そして、昨日は学校で、同じく中学受験を予定している友達と志望校について話をしたらしく

「サレジオ学院ってどんな学校?」「攻玉社もいい学校なんだってね」

と具体的な学校名を挙げ、HPで調べてみてとせがまれました。自分から学校のこと言い出したのは、初めてだねえ。

そして、四谷大塚ドットコムの中学入試過去問データベースで、サレジオ学院、攻玉社を始めいくつかの学校の過去問を見て、即答できる問題を少し解いてみました。

各学校、それぞれに特徴があって、

「こういうのも校風が出るよね」とか(鎌倉学園の国語の最後の漢字の問題が面白かったらしいです。確かに大人が解いても面白かったです。)、

図形問題を見て

「前は、図形を見ると苦手意識があったけれど、今は、解いてみたいとチャレンジする気持ちが出てきている」

と、非常に前向きなことを言ってくれました。

私は、平静を装いながら、内心は、「成長したなあ」と、とてもうれしく、ニヤニヤ。

入塾テストを受け、自信を持っていた算数で30数点という、彼の人生で初めての屈辱を味わい、涙し、担当者には、後日、「この子は入らないだろうなあ」と思われていたのがちょうど1年前。

それが、半年以上の放置期間の後、危機を感じて10月に漢字から始めた二人三脚の家庭学習で少しずつ足場を固め、冬休みの家庭冬期講習を経て、今に至ります。

「受験は5年の冬期講習から」という言葉を聞き、負荷をかけて家庭冬期講習を行った結果、月例テストや首都圏模試で点数という目に見える形で成果につながり、この時点ですでに、受験生としての自覚が芽生えていたようです。

勉強して、解けない問題が解けるようになってうれしいという単純なことから、自分に合った志望校を見つけ、それを目標に勉強していくモチベーションも持ち始めたようです。

あと1年、もう1年。

きっとまだまだいろいろなことがあると思いますが、こうやって、一緒に何かをやっていくのも最後だろうなあと思いつつ、
こういう小さな子どもの成長もそばで見守りながら、コツコツと進めていこうと思っています。



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