単元学習が6月で終わり、7月から実際の入試問題、志望校のものではなく、少し易しめの他校の過去問にトライしています。
まずは、算数と国語から。6回分やってみて気づいたこと残しておきます。
目次
算数は苦手の単元や出題形式がわかってきている
ケイの場合、
・本人はあまり苦手と思っていないけれど、実は、得点率は低い、場合の数(答えを見つけようとして全部のパターンを書き出して時間がかかる)。
・立体の切断あたりは、問題が出てきたとたんに、手が止まる。
・立体の表面積を求められているのに、底面積を加えないで、側面積だけで答えてしまうことがある。
・わかりにくい問題文で国語的に読解ができないことがある。
など、こういったことが、明確にわかってきているので、対策も立てやすいです。
時間の使い方や解き方の工夫ができるようになってくる
問題数の多い学校の場合、途中の少しひねりのきいた問題で時間を費やしてしまい、時間が足りなくなってしまうこともあります。
このあたりを見極め、しっかり途中式を残して、次の問題に進むなどの工夫が少しはできるようになってきました。
また、連続して同じ学校の問題を解くと傾向がつかめてきて、角度や面積を求めるような問題では、
与えられた情報の中での解く鍵となる部分、二等辺三角形や、正三角形、相似を使うことなど、1回目よりも2回目と判断が早くできるようになってきます。
やはり、算数の点数が合否を分ける大きな要素
塾や学校の入試説明会やいろいろなサイト、ブロガーさんがおっしゃっているとおり、算数の出来が、合否を分けるのが基本だと思います。
特に、計算と一行題。
算数は、1問が5,6点で全部で、15ー20題ほど出題されます。
そのうち、多いところでは、8問近く計算と一行題に配点があることがあります。
100点中の40点ですので、ここを完答することで、かなり、合格圏に近づくことができます。
算数の1問の配点が高いので、逆に1問の点数が1-3点の社会や理科で挽回するのは大変です。
うちも、地理の苦手なケイのために、購入しました。
この本で挙げている
筑駒、女子学院の例、国語・算数・理科・社会ですべてが100点の400点満点なので、社会も重要というような書き方になっているのですが、実際は、1問1問の配点は、算数の方が大きいので、算数の方が全体の成績には影響します。
ただ、社会もおろそかにできず、これらの学校は、結局は、全科目できなければいけないオールマイティな実力が求められるということです。
(社会で合格が決まるは極端ですが、社会の学習方法については、とても参考になり、実践していることも多くあります。)
ケイの志望校などでは、
算数・国語:100点、理科・社会:50点の計300点。
しかも、社会は問題数も多く1問の配点は1点ものが多い。
理科と社会では、全体平均と合格者平均の差が、5点程度だが、算数では、15点以上ある。
となっているので、算数での学力UP、ケアレスミスをなくす工夫が第一に求められます。
国語は漢字とことばの知識
こちらも、算数の計算と一行題と同様に、漢字とことばの知識の配点が20点ー30点のところが多くあります。
ですので、この部分でどれだけ得点できるかが合否に大きく影響してきてきます。
また、選択問題は、学校で難易度がかなり異なる。
明らかに間違っている選択肢と正解の選択肢の組み合わせになっている学校もあれば、どの選択肢も正解に見えるような紛らわしいもので構成されている学校も。
日々の基本問題への取り組みを大切に
というわけで、毎日の算数の計算と一行題と同様に、漢字とことばの知識の学習は欠かせないという結論です。
ここをしっかりしておけば、大きく崩れることはありません。
これは、難しいことではないので、受験直前まで繰り返して1つでもできる問題を増やしていくようにしたいと思います。
追記 2015/7/5 首都圏模試を受けてみて
首都圏模試の算数では、この計算+一行題だけで、12問。1問5点で、60点分の配点がありました(150点満点)。
自己採点では、ケイは、10問できていましたので、これだけで、50点です。
また、今日、ハハが聞いてきた首都圏模試の説明会でも、計算問題と漢字は毎日やるようにとのことだったそうです。
よく言われていることですが、継続していきたいと思います。