算数では、計算問題や基本問題を確実に取ることで、合格ラインに近づくことができます。
そのためには、
・ミスをしないで計算を省略する方法であったり、よく出てくる掛け算などは答えを暗記してしまう。
・あるは、特殊算の場合は、解法のテクニック的なところ。
・着眼点をどこに置くか?何の差、割合を求めるのか?
・平面、立体図形問題なら、まずは、ここが怪しいととっかかりをどう見つけるか?
そういったところを演習を重ねながら、身につけていきました。
例えば、
・11〜19までの2乗の数
・掛け算で、.5の小数や、25などが計算途中で出てきたら、偶数を分解して掛けてみる
・円の面積や演習の計算のため、3.14の倍数を覚えておく
・速さの問題で単位(km/時)を(m/秒)に変換する方法は、「3.6」で割る。
・食塩水は「食塩+水」であることを常に意識して整理しながら解く(理科の水溶液も同様)
などなど、ほかにもまだまだありますね。
本格的に模試を受けるようになると、正確性とスピードを両立させる必要があり、ケイは最初の頃はなかなかそれができず、得点が伸びませんでした。
それが、実際の入試問題を解いてみたり、志望校の過去問を解くようになるにつれて、少しずつ上記のような解法のテクニックを使って解けるようになりました。
ケイの中学入試後にフォローし始めた、Twitterのアカウント「さんすうデキるかな(@catalys3)」さんのツイートがこの算数の解法のテクニック的なところを毎日ツイートしていて、
非常に役立ちますので、いくつかピックアップさせていただきます。
「12で割っても8で割っても3余る数」は「8と12の公倍数に3を加えた数」。12で割ると9余り、8で割ると5余る数は「8と12の公倍数から3を引いた数」になる。余りが異なる場合は「いくつ足りないか」に視点を変えてみることも大事。
— さんすうデキるかな (@catalys3) 2017年2月7日
角度を求める問題において半分以上は、「どこかしらに二等辺三角形を探す問題」です。いったん「補助線で二等辺三角形はできないか」探ってみてもよい。
— さんすうデキるかな (@catalys3) 2017年2月7日
速さを変えずに地点Aと地点Bを往復する姉妹がすれ違う時間は等差数列になる。公差は(距離×2)÷(二人の速さの和)で求まる。
— さんすうデキるかな (@catalys3) 2017年2月6日
N角形の対角線の本数を求める公式は(N-3)×N÷2となる。またN角形の内角の和を求める公式は(N-2)×180°となる。(N-2)や(N-3)を混乱しがちだが、理由も含めて理解すれば間違いは減る。
— さんすうデキるかな (@catalys3) 2017年2月5日
A、B、C、D、Eの5人から3人の掃除当番を選びます、という問題。公式も大事だがかきあげるときはABC、ABD、ABE、ACD、ADE、BCD…と必ず辞書式に数え上げること。そうでないと抜け漏れ、重複が発生する。
— さんすうデキるかな (@catalys3) 2017年2月2日