6年生6月後半から夏休みまでの1ヶ月間の過ごし方




私も結構迷い、あまりうまくいかなかったと思っているのが、この6/20頃から夏休み開始までの1ヶ月です。

7月に入ると小学校の授業が午前中だけの日もあって、時間も取れ、単元学習も終わり、総復習に入ってそれをどう夏休みつなげていくかというところだったのですが、試行錯誤と思いながら、あれもこれもと欲張ってブレてしまっていたようです。

首都圏模試は、4月よりは成績上がりましたが、むしろ重要視していた合不合では、下がり、いろいろやった割には結果として結実しませんでした。
ドキドキ、2015年7月四谷大塚第2回合不合判定テスト結果判明!

ただ、その後の夏休み以降の学習方針を決める上で、何がケイに必要か、優先順位はどうか。
このうまくいかなかった経験が後に活かせたと思います。

悩み

この時期の悩み、課題は、

・模試が7月の第2回合不合と首都圏模試までないので、6月最終週の日能研の公開模試をうけるか
(日能研の公開模試のレベルを知りたかった)
・理社の知識のメンテナンスをどうしていくか(四科のまとめ、メモリーチェック、コアプラスをいつどのように使うか)
・算数の単元学習が終わり、どうやれば、基礎固めができるか
・夏休みをどう過ごしていこうか(個別塾の暗記合宿は受講を決めていましたが、それ以外の計画)
・過去問集の購入を始め、相性はよさそうか、癖などはあるかの研究を開始

以下、各科目の実施状況です。

算数

<計算と一行題>
四谷大塚の予習シリーズの計算 6年上
を毎日1回分

1回の分量はあまり多くないのですが、計算ではケアレスミスをする。
一行題では、解法がすぐに浮かばないことが多々ある。

といった感じで、このレベルをまずは確実にできるようにするということが課題として明確になりました。

<過去問>
個別塾より宿題として出された、志望校ではなく、大学付属校の過去問。
法政二中や日本大学中学(日大日吉)など

当初は、その時点でのレベルの確認と自信を付けさせることが目的という話でしたが、過去問集の拡大コピーで、余白がなく、得点源であるはずの大問1,2で計算ミスを頻発してしまい、むしろ自信を無くす。
法政二中の癖のある問題は当然できず、個別指導でもこの問題の解説に時間を費やすなど、目的と違うと感じましたので、中止してもらいました。
3週ほど続けてしまったので、もっと早く気づいて切り替えるべきでした。私の判断ミスです。

基本問題を正確に時間をかけずに解くこと、過去問は余白の使い方についても気をつける

ということを算数の対策とする方針がこのあたりで固まったと思います。

また、各学校の過去問を研究していって、後々知ることになるのですが、偏差値表の高低と入試問題の難易度の肯定は一致しないということ。

偏差値的には低くても、問題の難易度は高く、6割解けることを合格ラインと設定してる学校もあれば、偏差値的には高くても7〜8割解けることを合格ラインとして設定している学校もあります。

この時期としては、基本的なパターン問題で大部分が構成されている、7〜8割を合格ラインとしている難易度の学校の問題をやればよかったなあと思います。

具体的には、この時期はまだ志望校ではなかったのですが、ケイが受験した神奈川大学附属中学校の問題は、基本問題中心で7〜8割解けることを想定した作問ですので、この時期に取り組んでもよかったなあと思います。

国語

<漢字>
毎日10問程度。夏休みが終わるまでに6年の範囲の漢字をしっかり書けるようにすることを目指しました。

<読解>
記述対策が必要でしたが、こちらは、夏休みに個別塾でお願いする予定でした。
それ以外のところ、選択問題、基本的な読解のスキルを固めることを課題としていました。

この時期に使用していたのが、


受験国語の読解テクニック 親ナビつき (シグマベスト)


受験国語の読解テクニック 実戦問題集 (シグマベスト)

記号問題の選び方や、読むスピードアップのためのトレーニング、書き抜き・記述のコツといったことをあらためて見直し、その後の国語の成績の安定につながったと今となっては思います。

理科

・てこ・ばね・浮力
・滑車・輪軸
・水溶液
・天体
・電流・回路・電磁石

といった物理・化学の頻出分野の復習。それぞれを深くというよりは、基本的な問題がとけるといったレベルを目指す。

受験対策というより模試対策という感じになってしまった上に、やった単元もあまり出題されずで、模試の結果にもあらわれませんでした。

生物(動植物の知識)は夏休みの暗記合宿でマスターしてもらう予定にしていました。

社会

各産業の復習と地域別地理の総復習。

こちらはうまくいきました。

やっと見つけた!地理の復習ベストプラクティス 追記とその後

の方法で、「四科のまとめ」と「塾で教える社会[地理]」を使って、苦手の地理を克服できました。

この成功体験を経て、同様の方法で、歴史・公民についても学習を進めていくことにしました(時事はまた別)。



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コメント

  1. ぴら。 より:

    こんばんは!

    教科別にわかりやすく書いて下さってものすごく参考になります。
    どうもありがとうございます!

    そうなんですよね、この夏期講習前の今の時期、なんだかふわっとしてしまって・・
    もう今週末は2回目の合不合なのに!!!!!

    夏期講習のスケジュールも発表され、近々塾の保護者会もあり、気持ちがそわそわしてしまいます。

    夏期講習も、欲張り過ぎると消化不良起こしそうですし、ポイントを絞って!っと思うんですが・・。チチさまのようにわが子の弱点を絞り込んだ効率的な学習のスケジュールを組むことが出来たらいいのですが・・・・・・
    そこはやはり、塾の先生方に相談して、なのかな。

    もうほんと、夏が終わったらもう後がない!と思うと、悩ましいです。

    • チチ より:

      >ぴら。さん

      こんにちは。返信が遅くなり申し訳ありません。

      合不合いかがでしたか?
      いよいよ夏期講習ですよね。

      塾の先生に相談なさってください。

      うちの場合は、夏に一通りやったという達成感が自信となったのと、弱点のあぶり出しができて、9月以降の過去問演習の時期に、優先順位を付けることができました。

      ただでさえ暑いですし、体も心も疲れますし、親子共に大変な夏になると思いますが、体に気をつけて頑張ってください!

      応援しています。