過去問戦況




9月から始めた、毎週土曜、学校行事がある日は、日曜もしくは、祝日実施の過去問演習も一巡しました。
その結果と分析です。

分析結果を受けて、冬休みの課題とし、学習計画に盛り込んでいます。

結果

合格最低点超えを勝ちとすると、

チャレンジ校(5年分):4勝1敗
第一志望(A日程、直近3年分):2勝1敗
第一志望(B日程、直近3年分):1勝2敗
第二志望:3勝0敗
第三志望:2勝0敗

平成27年度分は、1月に最後の確認に使うため残してあります。

結果分析

チャレンジ校

模試では、合格率30%程度で、チャレンジの域を脱することはできなかったのですが、意外に健闘しています。

ですが、4勝のうち、2勝は合格最低点ちょうど、もしくは、+10点内。
自宅でリラックスして実施していることを考えると、本番の緊張なども加味すると、-10点は考えてもいいと思います。

ボーダーラインには、届いてはいるかも。というとらえ方がいいと思います。

合格ラインでは、1点に40人くらい並んでいるそうなので、1点が非常に重みを持っています。

配点は、国語・算数、各120点、理科・社会、各80点。
ここ3年の算数の難化が激しく、受験者平均、合格者平均ともに低くなっていて、それが、ケイにはいい方に出ています。

算数は、受験者平均超えを目指して、前半の計算、一行題を落とさないように時間も多めに取り、後半は、あわよくば加点できればいい感じ。
みんなが取っている問題を確実に取る。

全問を答えようとして、焦ったり、省略したりして、むしろ、基本のところでミスを連発して、頑張って解こうとした応用部分も結局0点だったりしたため、この戦略です。

国語は、第6回の合不合のような、点数の出にくいような問題ではなく、至って素直な問題で、記述の配点も模試のように全体の3割もは、ない(過去問集の配点ではありますが)ので、点の出方が違っています。
文章量は8000字くらいあるので、多いのですが、記述の量が少ないので、他の問題もじっくり考えることができ、記述も焦らず答案を作ることができるみたいです。

合格者平均超えを狙って、四科合格ラインまで引き上げる。

理科・社会は、大崩れはない。バランス良く各分野から出題されているので、得意・苦手で相殺される。
あまり、平均点と差が付くことはなく、とにかく、国語・算数でしっかり得点する。

難化する前の古い年度を何度か試してみて、上記の戦略にたどり着き、うまくいっていると思います。

第一志望A日程

こちらも、古い年度で戦略を確認し、チャレンジ校同様、算数の基本問題でミスなく、国語で点を稼ぎ、理社は、平均前後でおさめることを目標にしました。

配点は、国語・算数、各100点、理科・社会、各75点。

ですが、算数で1つミスをしてしまうとかなり厳しく(計算問題は絶対に失点してはいけない)、国語も全体の平均点が7割前後と高く、上積みが難しいので、ギリギリです。
社会で、時事が出題されるので、古い過去問だとまったく得点できず、受験者平均点-10点みたいなこともありました。

直近の3年分に限れば、社会の時事問題もしっかり得点できているので、そちらの数字を見ています。

古い年度を含めると2勝3敗。
算数のミスを無くすトレーニング続けます。

第一志望B日程

偏差値的にはA日程と変わらないのですが、B日程は、受験日が2/4で、他校が第一志望、高偏差値の残念組が回ってくるので、平均点も高く、合格最低点も高い。
正直、厳しい戦いになると思います。

唯一の勝利が、全教科で受験者平均超え+30点でも、合格最低点4点超えです。
A日程だと受験者平均+10点あれば合格ラインに届くのですが、なかなか厳しいため、とにかく、A日程で合格できるように力をつけていきます。

これからの学習に盛り込むこと

算数

とにかく基本。計算、一行題を確実に。
典型題では、解法がスムーズに出てくるようなトレーニング。
正確性とスピードを付けて、残りの大問にも時間が割けるようにしていく。

国語

漢字は確実に。記述は志望校にあった文字量のものMAX50〜60字のものを中心に。

社会

歴史は、出来事の並び替え等の特徴のある問題で、うまく点がとれるようになったので、他校の過去問も使って、それの強化。
地理は、日本地理は、地図と絡めながら、世界地理は、主要な国(ヨーロッパ、アジア)を覚えきる。
時事は、時事問題集をギリギリまで。
公民は、典型題がほとんど。コアプラスで固める。
憲法と選挙権に関するものが多く出題されているので、他校の過去問も使って強化。

理科

頻出単元は、再復習をかける。てこ、電流、天体、地層。
暗記ものは、植物、動物、人体が弱いので、ここは時間をかける。

図表の読み取りで、勝手な解釈をして、的外れな答えをしてしまうこともあるので、これは、他校の過去問も使って強化。

こんな感じで、ミスをなくすトレーニング、苦手克服を中心に、過去問をもう1周やりながら、冬休みの学習を進めてみようと思っています。



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コメント

  1. ルークの父 より:

    はじめまして。いつもブログを拝読しております。
    私の息子も来年受験をする予定です。

    子供ために少しでも役に立てばと私もブログを書き始め、いろいろ他の方のブログを見ているうちにこちらにたどり着きました。

    ケイさんのお父様のブログはいつもスッキリ課題が整理されていて、参考にしたいなぁと常々思っています。
    しかし、なかなか整理できません・・・

    勝手に受験仲間だと思って、これからも拝読いたします。
    だいぶ寒くなってきましたが、お子さんともどもお体にお気をつけください。

    • チチ より:

      >ルークの父様

      コメントありがとうございます。
      そして、ルークの父様のブログも拝見しました。
      完全自宅学習で中学受験に挑まれていること、お子様主導で進められていること、とても素晴らしいと思いました。
      なかなかできない、チャレンジだと思います。

      我が家は、そこまでケイも成熟していませんし、私も時間が比較的自由がきく方ですので、今のスタイルで1年ですがやってきました。

      何か1つでも、当ブログがお役に立てていれば、うれしいです。

      受験仲間とぜひ、思って下さい、私たちも仲間がいると大変心強いです。

      あと、40日切りました。体に気をつけて、頑張りましょう!

  2. 生物部管理人 より:

    サレジオ生物部Twitterの管理人です。
    私の昔の担任で入試を作っている先生がいたのですが、その先生は定期試験で時事問題を出すほどニュースが好きな方だったので、入試に出るのはそういう関係かもしれません。
    日能研の”四角い頭を丸くする”という各校の入試問題を取り上げる記事があるのですが、今年度その先生が出した問題(クラスで出し物をする時の投票について)が取り上げられ,その先生が割と喜んでいたので、是非見て頂けたらと存じます。
    最近寒い日が続きますが、どうか体調を崩さないよう頑張って下さい。
    応援しております。

    • チチ より:

      >生物部管理人様

      コメントありがとうございます!
      先輩の生の声、応援、ケイも喜んでいます。ありがとうございます!

      貴校の入試問題、苦しみながら解いています。

      解くときも、採点するときも、振り返りをするときも、頭を精一杯使っている感じです。

      一筋縄ではいかず、深く掘り下げて、社会現象や実生活と結びつけて考えさせるような問題。とても好きです。

      今年はどんな問題が出題されるか、本番を楽しみにしています。