過去問を解いてみて浮かび上がった国語の弱点とその克服方法の検討




夏休みも終わり、今週末からは志望校の過去問に本格的に取り組む予定です。

その前の肩慣らしということで、同レベルの偏差値の学校の過去問の国語の問題にチャレンジしてみました。

採点結果は、
合格者平均-20点
受験者平均-14点

偏差値的には、少し下の学校の過去問では、合格者平均を上回っていたので、ケイ本人は少しがっかりしたようです。

いつもは比較的得意としている選択問題でかなり落としている。
記述は、本文からキーワードを拾ってきていると言うよりも、ぼんやりとした、まとめのような内容になっている。

ここに何かヒントがあるのでは?と思い、普段は、復習までをケイ任せにしていたのですが、選択問題の解く過程、迷った他の選択肢などを一問ずつ確認しました。

わかりました!

紛らわしい選択肢に見事に引っかかる

志望校もそうなのですが、選択問題の選択肢の中に、非常に紛らわしいものが混ざっています。

ケイの答案と本人への確認で、たとえば、選択肢が5つあって、そのうちの2つまで絞れていて、その中に正解も含んでいるのですが、間違った方を選んでしまっている。

選択問題の場合、強すぎる表現を含んでいるものや普遍性のようなところまで踏み込んでいると要注意です。

ケイは、深読みして、拡大解釈することは、得意なので(なので、読書感想文などの自由な記述は得意なのですが、、、)、その深読みの結果、間違った方を選んでしまっていました。
「そこまでは、作者は言ってないでしょ」というところ。
あくまでも、その問題で書かれている範囲で読み取れることを選ばないといけませんので、それを伝えると、納得していました。

対処方法ですが、これは、ある程度演習量をこなして、慣れる必要があると思います。

志望校の過去問は5年程度という話もありますが、少し古いものまで(7,8年)さかのぼって、トレーニングを繰り返すことにしてみます。

選択問題に時間がかかり記述に十分な時間がとれていない

選択問題が出題形式の中心で、上記のように、迷っているため、記述に十分な時間がとれず、
「とりあえず、埋めてみました。」のような答えになっていました。

ですので、選択問題のスピードアップと正確性の向上は、上記のようにして行い、記述に時間をかけられるようにもっていきたいです。

今回の学校の場合、100点中20点が記述。ケイの得点は3点でしたので、最低でも10点くらいはとれるようにしたいです。

上記とは別に、じゃあ、時間が十分あれば、記述もちゃんととけるのか?

その確認のために、これは、どなたか忘れてしまったのですが、中学受験ブログに書いてあった方法で、

まずは、制限時間までの答案で一度終了として、その時点での答案をコピーして採点。
時間が足りなかった場合は、延長して、選択問題の見直しや記述をしっかりと解ききる。そして、延長した方も採点する。

という方法です。これで、確かに、時間が足りなくて解けなかったのか、そもそも解く力がなかったのかがわかります。
この方法を、志望校以外の学校の過去問で試してみようと思います。

語彙力をつけていく

志望校の過去問をながめたり、難関校の過去問を解いてみて気づいたのが、子どもが普段触れないような専門用語や大人が使うたとえの表現の問題が出題されます。

その言葉の意味、そのものは知らなくても、文章からその意味が読み取ることができるようになっているのですが、逆にその言葉がわからないことで、全体を読み取ることができなくなってしまうことがあります。

普段は、慣用句、ことわざ、四字熟語を中心とした問題集を解いて、ことばの知識を増やしてはいますが、それ以外の上記のような語彙の強化が必要そうです。

こちらの問題集をやってみようかなと思っています。


【中学入試】言葉力1200―文章が読める!わかる!書ける!

上記の語彙の問題集以外では、9月以降、国語の演習は志望校以外にも傾向の似ている学校の過去問を解いて、いろいろな文章に触れてみるのがいいのでは、と思いましたので、その方向で試してみます。

問題のピックアップが難しいなあ・・・。



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